

「審査会」とは、先生方が審査員になり、オーディションのようなスタイルでふだんのレッスン成果をチェックするもの。肝心なのは、卒業前に挑戦する学内オーディション(プロダクションの所属審査)で、普段どおりの実力を発揮できるよう、オーディション独特の空気に慣れることだ。課題は自己PRと初見の原稿読み。前回は入学から間もない6月に行われみんな緊張でガチガチだったが、今回は少し落ち着いて表現できている。しかし先生からは厳しい講評が。「自己PRも台本読みも、声が響いてなくてガッカリした。それから”不安”の気持ちを表現する時、みんな”怒る”表現になっている。日常生活で何か問題が起こるとダダをこねている証拠。大人の表現ができるよう普段も見直して」。

▲自己PRの方法はそれぞれ工夫を凝らしてきた。自分をトマトに例えたり、ラジオのDJ風に言ってみたり。原稿読みも表情豊かに
▲審査する先生方は、自己PRの内容だけではなく滑舌や呼吸の仕方もチェックしている
9月に1年生3クラスをシャッフルし、1チーム20数人のグループを組んで『ラブレターズ』のレッスンに取り組んできた。話したこともない人と意見を交えながらひとつの舞台を作り上げる経験は、貴重なものに。同じ作品でもチームごとに表現は異なるため、観劇する側もみんな真剣な表情だった。
▲セリフをリレーしながら、ひとつの役を約10人で演じる。イメージを共有するために、共演者同士のコミュニケーションは不可欠
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